2022年のSAKE×WakuWakuへの“飲んだ!投稿”は、合計337件。蔵元と銘柄の数では、米国も含めた164蔵、258銘柄の投稿がされました。
投稿数は限られていますが、これら1年間の飲んだ!投稿について、振り返ってみます。
投稿された銘柄の都道府県 TOP10
まずは、どこの都道府県のお酒が一番飲まれたか?
投稿件数が多かった10県はこちらです。
🥇1位 新潟県:37件
🥈2位 秋田県:32件
🥉3位 山口県:22件
4位からは以下のとおり。
・佐賀県 :21件
・長崎県 :18件
・長野県 :15件
・山形県 :14件
・福島県 :14件
・北海道 :13件
・福岡県 :13件
新潟県は、一昨年もトップ1位。人気の高さと流通の多さが窺えます。
投稿された特定名称酒の種類
どんな種類のお酒が飲まれていたか、特定名称酒の種類別の割合がこちらです。
純米吟醸酒・純米酒・純米大吟醸酒・特別純米酒で、全体の約80%を占めています。一昨年同様の高い割合です。皆さん純米系のお酒を中心に楽しんでいるようです。
一昨年と比較すると、一昨年は5%もなかった“非公開”のお酒の割合が、昨年は15%となっていました。最近は、特定名称の種類を公開していない蔵元や銘柄も増えているように思われます。
投稿された “人となり” と “コメント”
SAKE×WakuWakuは、飲んだ印象を“人となり”で記録することもできるようになっています。
人となり評価が入力された投稿について、お酒の種類ごとに評価を可視化してみたものがこちらです。
どのお酒も「やさしさ」が大きく目立ちますが、それ以外では、純米大吟醸酒では「陽気さ」と「キュートさ」が、純米吟醸酒では「品がある」と「素朴さ」が、純米酒では「素直」と「しっかり者」の評価が目立っています。
人となりにも、それぞれの種類のお酒の特徴が表れています。
また、投稿ではどんな“言葉”がコメントに書かれていたのか、同じように可視化してみたものがこちらです。
いかがでしょうか?
いずれも「酸味」が目立ちますが、それ以外では、純米大吟醸酒では「甘」「香り」「バランス」などの言葉が、純米吟醸酒では「香り」「キレ」などが、純米酒では「辛口」「旨味」といった言葉が目立っています。
今回は、お酒の種類別で比較してみましたが、今後は都道府県や酒蔵などでも可視化を実施してみたいと考えていますので、お楽しみに!
*******
2022年の投稿を振り返ってみましたが、いかがでしたでしょうか。
2023年も、いろいろなお酒に出会えたらいいですね。
今年もSAKE×WakuWakuをどうぞよろしくお願いいたします。
※可視化にはWordCloud(© Copyright 2020, Andreas Mueller)を使用しました。