日本酒で乾杯しよう!【3月】

「日本酒で乾杯しよう!」イラスト

暖かな日も増えてきました。
春といえばお花見! 桜の開花も気になる頃ではないでしょうか。

お花見や歓送迎会で、何度も「乾杯!」する方も多いと思います。
ハイ、何度でも「乾杯!」しちゃいましょう!

3月の乾杯おすすめデーはこちらです!

3月3日:ひな祭り

女の子の健やかな成長を祈る行事で、「桃の節句」と呼ばれます。
ひな人形を飾り、桃の花や雛あられ、菱餅などをお供えし、甘酒やちらし寿司などのごちそうを楽しみます。

ひな祭りに飲むものといえば、子供も楽しめるように、アルコール分のない「甘酒」が今や定番ですが、江戸時代には「白酒(しろざけ)」が定番の飲み物でした。
もともとは桃の花をお酒に浮かべた「桃花酒」がお供えされていましたが、桃の花のような白い色と甘い味わいの「白酒」が江戸時代に登場してからは、ひな祭りの定番となったとのことです。
「白酒」は、焼酎やみりんに、もち米・米麹を仕込んで熟成させたのち、すりつぶして作られます。現在もつくっている酒蔵もあり、酒税法ではリキュール類に分類されます。

ひな祭りには、旬の食材のちらし寿司でも食べながら、子供は甘酒、大人はにごり酒で乾杯しては?

3月9日:感謝の日

“「父の日」「母の日」など身内に対する感謝の日はいくつかあるが、人生を重ねていくうえで、いろいろな形で感謝したい人や出来事に出会う。そんな今までの人生でめぐりあったものに思いを寄せる日を” と、愛媛県の横山重子氏が制定した日だそうです。
日付は「サン(3)キュー(9)(Thank you)」の語呂合わせから。

素敵な記念日ですね。

日ごろ感謝している人たちと集まって、39パーティで乾杯しあうもよし、心の中で相手のことを思いながら静かに乾杯するもよし。
美味しいお酒をつくってくれている酒蔵さんにも感謝しつつ、いろいろな Thank you! に乾杯しよう!

3月21日:はじめようの日

“春、何かを新しく始める人を応援する日” として、株式会社 大丸松坂屋百貨店が、2019年に記念日に制定したもので、「さぁ、始めよう」という気持ちを思い起こしてもらい、それを応援するのが目的だそう。
日付は、新しいチャレンジを始めるためのカウントダウンから「3、2、1」となる3月21日にされました。

新しく何かを始める人(もちろん自分も含めて!)と、ぜひ乾杯してください!

3月27日:さくらの日

春といえばお花見、お花見といえば桜!

「さくらの日」は、日本の歴史や文化、風土と深く関わってきた「さくら」を通して、日本の自然や文化について国民の関心を深めることを目的に、公益財団法人 日本さくらの会が1992年に制定しました。
日付は、「咲く」「さくら」の語呂合わせで “3×9=27” となることと、七十二候の一つ「桜始開(さくらはじめてひらく)」の時期(3月25日〜29日頃)とも重なることから。

この時期はお店にならぶ日本酒のラベルもそろってピンク色に染まってきて、ラベルを見るのも楽しくなりますね。
まだ少し肌寒い頃ですが、ピンク色ラベルのお酒で、のんびり花見酒を楽しみたいものです。

今年の開花予想では、全国的には平年よりも早まるところが多いようです。3/18〜19頃の福岡・高知・東京の開花を皮切りに、札幌は4月下旬、釧路は5月開花の予想です。(※ウェザーニュース: 2/15開花予想)
みなさんお住まいの地域では、どのくらい咲いているでしょうか?

※過去の参考記事:日本酒・桜色(2021年3月4日)
https://www.tothemoon.co.jp/sakewakuwaku/articles/2021/03/blog-210304/

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季節は、いよいよ冬から春に。
少しずつ暖かくなって、気持ちもうららかに、乾杯を楽しもう。

日本酒で乾杯!のイラスト

いつも楽しくWakuWakuを忘れずに。
そんな時間のお供をしてくれるお酒にも感謝して、今晩もカンパイ!!

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