3月も半ばを過ぎ、すっかり春の陽気になってきました。桜のつぼみもほころんできて、開花のニュースも聞こえてきました。
今回は、そんな春にぴったりな、軽やかで楽しいお酒をご紹介します。
春のお酒はフレッシュ&フルーティ
冬はお鍋料理や味の濃いお料理が多いこともあり、日本酒もそれに合わせて、しっかり・どっしり目のお酒が好まれる傾向がありますが、春になり、陽気も気持ちも華やいでくると、お料理も変わってきます。
ちょっとほろ苦かったり、緑色が目にも鮮やかな春野菜も出てきて、お料理の味付けもずっと軽くシンプルに、フレッシュな素材を感じられるものが増えてきます。
そんな春のお酒には、旨味はありつつも、少し酸味があり、軽やかさや華やかさを感じられるものがおすすめです。ずばり、フレッシュ&フルーティ!
ウキウキ気分のお花見の昼下がりにもピッタリです。
春のお酒のご紹介
・甲子 春酒香んばし(飯沼本家)
千葉県の飯沼本家のお酒で、『新たな出会いの季節に、』と考えられた春酒です。
華やかな香り、甘さの中に酸味と旨味が感じられる日本酒で、ガス感のあるフレッシュな口当たりで、軽やかさを楽しめる一本です。
女性や日本酒をあまり飲み慣れていない方にもおすすめです。
<飯沼本家 甲子 春酒香んばしのサイト>
https://www.iinumahonke.co.jp/lp/kinoene-haruzake-kanbashi
・惣邑 舞いさくら 純米吟醸 中取り(長沼)
山形県の長沼合名会社のお酒で、「惣邑 羽州誉」の「中取り」の部分を詰めた春限定の日本酒です。
日本酒は醪(もろみ)を絞ってつくられますが、「中取り」とは、醪を絞る工程で中盤に出てくるお酒です。絞り始めはオリなども含まれますが、そのあとは透明なお酒が出てきます。「中取り」の部分は、香りと味わいのバランスもよく、最も良い酒質と言われています。
春らしい若々しさ・軽やかさを感じられる一本。
ほのかに爽やかな香り、穏やかで柔らかい口当たりを楽しめます。
<長沼合名会社のサイト>
https://www.soumura.com/
<惣邑 舞いさくらのニュース facebook>
https://www.facebook.com/1623075461315735/posts/2877998165823452/?d=n
・伝心 春 純米吟醸 無濾過 生酒(一本義久保本店)
福井県の一本義久保本店のお酒で、「伝心 雪」の搾りたての新酒を無濾過・非加熱で瓶詰めした生酒です。
『桃を連想させるようなやわらかく甘い春の香り。そしてみずみずしい舌触りの後に、爽やかな酸味が後口を引き締めます。』との蔵元の紹介。
香りを楽しむには、冷やし過ぎず、“少し冷やして” がおすすめ。
アルコール度数は17度と少し高めです。
<伝心 春の商品紹介サイト>
https://www.ippongi.co.jp/1365/
・19 桜 Le cerisier rose m’ apporte(尾澤酒造場)
長野県の尾澤酒造場の「Le cerisier rose m’ apporte(ル スリジェ ローズ マポルテ)」、フランス語で「桜の花が春の訪れを教えてくれる」という意味の、名前もまさに春にふさわしいお酒です。
微炭酸のピチピチ感、優しい甘みと柑橘系の爽やかな酸味が楽しめる、おりがらみの生酒です。
<尾澤酒造場のサイト>
http://www.misuzunishiki.co.jp/
・残草蓬莱 純米吟醸 Queeen 槽場直詰生原酒(大矢孝酒造)
最後に紹介するのは、神奈川県の大矢孝酒造のお酒で、低アルコールの日本酒です。
アルコール度数は12度。
酸味と旨味のバランスよく、爽やかな果実のような香りがあり、フレッシュでジューシーな味わい。飲み口は軽めながらも、物足りなさを感じさせない一本。
昼下がりのお花見にもおすすめです。
<大矢孝酒造のサイト facebook>
https://www.facebook.com/zarusohourai/
<残草蓬莱 純米吟醸 Queeenのニュース facebook>
https://www.facebook.com/299409086829543/posts/4287313158039096/?d=n
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気持ちが塞ぎがちなニュースの多い最近ですが、見回せば春爛漫。
気持ちも少しウキウキしそうなお酒をご紹介しました。
いつも楽しくWakuWakuを忘れずに。
そんな時間のお供をしてくれるお酒にも感謝して、今晩もカンパイ!!